花粉に慣れる治療方法
舌下免疫療法の方法
舌下免疫療法では、自分から花粉を体内に摂り入れます。
方法自体は簡単で、花粉のエキスを舌の裏に垂らします。
2分放置してからエキスを飲み込むだけで、終了になります。
1日1回で良いですし、どの時間帯でも構いません。
舌下免疫療法をする際は、都合の良い時間を見つけてください。
身体が花粉に慣れれば、もうアレルギー反応が起こることがありません
つまり舌下免疫療法は、花粉症を完全に改善することに繋がります。
そう聞くと、花粉症に悩んでいる人は実践したくなりますよね。
しかしデメリットは、時間が掛かることです。
数か月という時間ではありません。
最短でも、2年という時間が必要になります。
2年間、毎日花粉のエキスを舌に垂らしてください。
副作用の恐れがある
口の中がかゆくなったり、腫れることがあります。
それは舌下免疫療法の副作用だと言われています。
ほとんどの場合、副作用は一時的なものなのですぐ元に戻ります。
数か月経過しても副作用が収まらない場合や、悪化しているようだったら医師に相談してください。
また舌下免疫療法は、花粉が飛んでいる時期にはできません。
タイミングを見極めて、治療に臨んでください。
早めに、医師に舌下免疫療法をしたいと伝えておくと良いでしょう。
すると治療をするのに、良いタイミングを教えてくれます。
勝手な判断で舌下免疫療法を開始すると。花粉が飛ぶ時期と重なります。
途中で舌下免疫療法をやめたら、それまでの努力が無駄になるのでタイミングが重要です。